将来の生活のために、資産運用で資金を増やしておきたいと考えている方は多いと思います。
しかし、一言に資産運用と言っても実に様々な種類があり、どれから手を付ければいいのか分からず悩んでいる方も少なくないのではないでしょうか?
そこで今回は、投資初心者の方にオススメの投資についてご紹介していきたいと思います。
1:投資信託
まず最初にご紹介するのは投資信託です。
投資信託というのは投資のプロであるファウンドマネージャーにお金を預けて運用してもらい、利益が出たら分配してもらうことが出来るというものです。
投資経験のない初心者の方の中には、自分で株や金融商品を扱うのは自信がないという方も多いと思います。そんな方にとって、プロが代わりに資産運用してくれるというのは安心感がありますね。
また、投資信託は少額の資金から始めることが出来る上、株や債券、不動産など様々な投資先に分けて運用してくれるのでリスク分散が出来るというのもメリットです。
ただし、投資信託は元本保証がないというのがデメリットになります。そのため、投資対象の商品が値下がりしてしまったり、投資先が倒産してしまった時などは損失を被る場合があるので念頭に入れておきましょう。
2:株
次にご紹介するのは株についてです。株と言えば資産運用の中でもメジャーな部類に入るので、聞いたことがある方も多いと思います。
株というのは株式会社が発行している株券を購入して株主となり、定期的に配当金を受け取ったり、株券の価格が高騰したタイミングで販売することでその差額分の利益を得るという資産運用です。
株は投資の中では比較的少額で始めることが出来る上、一定以上の株券を保有することで株主優待を受けることが出来ます。
また、上場企業は約3800社あるため選択肢が多いというのも株の特徴です。
ただし、株も価値が刻一刻と変動していくため、場合によっては最初に購入した時よりも価格が下落してしまうこともあります。
また、最悪の場合株券を購入した企業が倒産してしまうということもありますので注意が必要です。
3:債券投資
次にご紹介するのは債券投資についてです。
債券というのは国や企業が資金を集めるために発行する有価証券のことで、債券投資はこの債券を購入して利払日に利息を得るというものです。
特に国が発行している債券である国債は元本保証がされているので、利息と共に元本分のお金が戻ってきます。そのため、国が潰れるなどよほどの事態が起きない限りは元本分以上の利益が見込める確実性が魅力です。
ただし、利息による利益というのは少ないのでローリスクローリターンな資産運用なのも特徴です。
4:REIT
最後にご紹介するのはREITです。
REITとは、オフィスビルや商業施設等の不動産に投資し、その賃貸収入や売買益などを分配してもらうという資産運用です。
REITは複数の投資家から資金を募るという形式なので、1人当たりの資金は少額で済むというのがメリットです。まずは少額から資産運用を経験してみたいという方に打ってつけです。
また、J-REITの分配金利回りは平均3.5%となっているため、東証一部上場の株券の配当に比べても高水準な分配金を得ることが出来ます。
ただし、REITは元本保証があるわけではなく、不動産の賃料や地価などが下落してしまって配当金が減ってしまう可能性もあるので、確実に利益が出る資産運用というわけではありません。その点には注意しましょう。
まとめ
今回は初心者の方にオススメの投資についてご紹介させていただきました。
今回ご紹介した資産運用は比較的少額から始められるものが中心なので、これから投資を始めたいと思っている初心者の方にぴったりです。
これらの投資を経験してから他の方法を試してみるのもいいでしょう。是非あなたも検討してみてください。
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